米国在住のりばてぃさんが、ベンジャミン・フランクリンが理想とする人間の生き方や美徳をまとめた「フランクリンの十三徳」が、日本の武士道と同じ事を言っているという。

 

 

 

 

フランクリンの十三徳

* 節度を持て。食べすぎ、飲みすぎに注意。

* 寡黙であれ。誰かのためや、自分のためにならないことを話すな。無駄口をたたくな。

 

* 秩序を保て。整理整頓。時間厳守。

 

* 覚悟を持て。やると決めたら必ず実行しろ。

 

* 倹約しろ。誰かのためや、自分のためにならないことに金を使うな。浪費するな。

 

* 勤勉であれ。時間を無駄にするな。常に有益なことに努めろ。不要な行いを排除しろ。

 

* 誠実であれ。人を害する嘘をつくな。私心を捨て、公正に考え、発言しろ。

 

* 正義を貫け。人を傷つけたり、人へ与える恩恵を怠るな。

 

* 偏るな(中庸であれ)。極端を避けろ。怒っても当然と思える時でも感情に任せて怒るな。

 

* 身を清めよ。身体、衣服、住まいの不潔を黙認するな。

 

* 平静を保て。小事や日常的に起こる出来事に騒ぐな。

 

* 貞操を守れ。性交は健康維持や子づくりのためのみとし、性欲に溺れて自他の平安や信用を傷つけるな。

 

* 謙虚であれ。イエス及びソクラテスに見習うべし。

で、イエス及びソクラテスに見習うべしは日本の武士道にはないが、ほかの項目はすべてが日本の武士道や石門心学や論語で書かれていることである。

しかし、米国では、この「フランクリンの十三徳」を体現している人はいずに、理想的な人として見られているのみである。

しかし、日本人の中では、この「フランクリンの十三徳」を体現している人が多くいることにビックリするようである。

 

江戸時代、寺子屋での教科書は、論語をベースとしていたことで、国民の大多数が教育を受けたことで、論語的な素養が一般的になり、その上に商売人の倫理を説いた石門心学や二宮尊徳のビジネス哲学、渋沢栄一の合本資本主義、近江商人の三両一両得などの倫理と経営が一体になった経営哲学が生まれたのである。その影響を受けて、松下幸之助の水道哲学なども出た。

 

論語は中国で生まれたが、論語は大夫の学問であり、大夫とは科挙の試験に合格した官僚のことである。上流階級の学問であり、民衆には関係ない学問であった。このため、今でも民衆に浸透していない。